スマートホームの中心的な存在となるスマートスピーカー。
筆者は気にはなっていたものの、スピーカーとしてはモノラルスピーカーの割に価格が高いのもあってずっとスルーしていました。
ある時iPadでAmazon MUSICをプライムで再生中に「これ、AmazonのスマートスピーカーならiPadを使わずに音楽聴き放題なのでは?」と思ったわけです。
という訳で購入してみました。この矢印のマークだけでAmazonだと認識できるのが何気にすごい気がします。買う時はプライムデーやタイムセール祭りが安くなっているのでおすすめです。
「フルサイズのエコー」と「コンパクトになったエコードット」があって悩んだのですが、どんな感じの製品かわからないので、とりあえず失敗してもダメージの少ないであろうエコードットをチョイスしました。
echo dot(第4世代)価格は税込5,980円ですが、購入時はセールで3,480円でした!
時計付きバージョンが+1,000円でラインナップされていますが、筆者は時計のないバージョンで困った場面は現状ないです。
ちなみに時計表示部分があると、タイマーのカウントが視覚的に読めたり音量が数字で見えたりします。
直径10cmのキューブ型のスピーカーになっています。
接続は2つのみとシンプル。左側が電源接続で右側が3.5mmラインアウトになっています。エコードットは有線でのラインイン再生は出来ないのでライン接続でPCのスピーカーとして使用したい場合はフルサイズのエコーが必要になります。
アダプターは結構大きめの設計ですが、隣に干渉しにくいような工夫のためか厚みがあります。
操作キーは4つ「+」と「−」は音量調節で奥側の「O」を押すとAlexaが聞き取り中になります。手前の「Φ」はマイクのオフに使います。
セットアップはAlexaアプリで行いましたが設定で難しいことはなくて、チュートリアルのAlexaが機能を紹介してくるパートでAlexaに「◯◯と言ってください」と復唱する部分が割と長文でそっちの方が筆者は難易度が高かった思い出。
Alexaですが感度はかなり良いと思います、深夜に小声でとアレクサを呼びましたが反応してくれました。状態はこんな風に本体底面のLEDの色と明るさで表示されます。
青色=起動中(回転)、Alexa待受中(明滅)
黄色=通知あり
赤色=マイクのオフ
紫色=おやすみモードオン
白色=点灯数での音量の大きさ。
何重かに編み込まれたようなスピーカー表面。
音質はかなり良いと個人的に思っています、非常に聞き取りやすい設計になっている印象です。ウーファー非搭載ですが、充分な感じの低音も出ます、この時点で筆者は時計無しのエコードットで正解だった訳ですね。
Alexaができることは様々あって、現在時刻や天気などの情報を読んだり、計算も出来たり、各種タイマーを設定したり、買い物リストの作成や「今日の献立」みたいな雑談もこなします。
Amazonおすすめのセール品を紹介する機能もあって、そのままAlexa経由で購入することもできます。Amazonの通知も注文時や発送、配送開始、配達完了など選んで受け取ることが出来ます、置き配も通知音と黄色のLEDで知らせてくれるので何気に便利。
さらに、アプリを入れてスキルを増やすことも可能なので無限の可能性を秘めています。radikoアプリをインストールするとecho dotでラジオが聴けますし、筆者がやりたかったAmazonミュージックなどのサブスクリプションの音楽配信サービスと連携するとおすすめやお気に入りの音楽をエコードット単体で再生できるようになります。
Bluetooth接続で普通のアクティブスピーカーのように使用することも可能でAlexaに「ペアリングして」というとペアリングモードになります。
せっかくなので、Alexaを最大限活用してみたくなって別で購入したのがこちらのSwitchBot ハブミニという製品。
見た目から非常にシンプルなこの製品は、ネットワーク接続できる学習リモコンです。
リモコンですが、乾電池は不要でUSB(いつものMicroコネクター)電源となっています。
こっちは別でSwitchBotのアカウントが必要になります。筆者はAmazonアカウントから作成しました。
照明や、エアコンなどのカテゴリーを選んで使用したい機器のリモコンの任意のボタンを押すと、いくつかのプリセットが出てくるので実際に操作できるタイプを選んで登録します。
ここで照明として登録したリモコンのオンオフをスマートホーム経由で操作できるというものです。高価なスマートホーム対応の家電以外でもリモコン操作できればネットワーク上から制御可能になるというなんちゃってスマートホームが実現できそうな製品。実際これとエコードットを接続連携するだけで照明やエアコンの音声コントロールができるようになりました。
ただし、海外の製品なので日本の家電のリモコンはそのほとんどの機能が使用不可だったりエアコンで送風できなかったりと完璧ではないのが残念ポイントでした。
リモコンのボタン 1つ1つを個別に学習してアプリ内にリモコンを複製することは可能です。…が、こちらのリモコンはスマートホームからは認識できないタイプのリモコンになっています。
筆者は、このアプリ専用リモコンのディーガ枠にディーガでよく使う必要なボタンと接続先のモニターの音量調整とセレクターの電源も一緒にまとめて使っています。iPadやiPhoneでのリモコン操作になるのですが、3つの機器のコントロールをこの1つの画面で操作できるので密かに便利で買ってよかったなと思っています。家電付属のリモコンより出力が強いみたいで壁に立て掛けたままで、操作する家電の裏側からでもキチンと操作可能なのが不思議なスマートリモコンなのでした。
以上!今更ながらスマートスピーカーを買ってスマートホームもどきを試してみると意外に便利で楽しい刺激になったというお話でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた…