筆者が、エアブラシの環境を整える直前で組み上げた最後のキットである30MSのティアーシャ。ガンダムマーカーと水性トップコートで仕上げていました。
今回、そんなティアーシャをエアブラシ塗装とプチ改造で化粧直ししてみました。
当時、組み立て直後のティアーシャがこちら。
今のティアーシャは、こんな感じになりましたー!
シルエットは胸部パーツ以外変えてないのですが、かなり印象が違って見えると思います。
リング以外の赤いパーツをガイアノーツのプライマリーメタリックレッドで、頭のネコミミ?や背中の羽パーツなどをスターブライトアイアンで塗装しました。
塗装前の武装パーツ。シールドはガンダムマーカーのメタリックブラックで塗ってました。
塗装後。剣の柄はスターブライトアイアン、鍔がプライマリーメタリックレッド、刀身はスターブライトアイアンから刃先に向かってグラデーションでバーチャロンカラーのブレードシルバーになっています。
シールドはスターブライトアイアンで両面ベタ塗り、お手軽に高硬度の金属製シールド風になりました。
アームドモードのティアーシャ。
後ろから。ゼウスミニを照明にして撮影してみましたが、髪の部分がメタリックみたいに見える不思議…成形色にフッ素入りのセミグロスクリアーです。
今回の改造で、一番印象に変化を与えているであろうポイントはアイプリです。30MSの水転写デカールは発売予定ですが…入手性が予約の段階で非常に悪いです。そこで…
フレームアームズ・ガール用のアイデカールで、ティアーシャに近いデザインを探してみるとスティレットXF-3のアイプリがそれっぽかったので購入。
こんな感じに、既存のティアーシャのタンポ印刷を消さずに印刷の上から水転写デカールを貼り付けています。フレームアームズ・ガールのアイプリは30MSより少し大きめなので、タンポ印刷は隠れます。
結構簡単に目力UPできるのと同時に瞳が大きくなって可愛らしさもより上がった気がします。目線も変えられるので遊びの幅が広がります。
写真で見ると下地のタンポ印刷が透けて見えてますが、強い照明と高感度のスマホカメラのためで実際肉眼ではほとんどわかりません。
元に戻すのも実は簡単で、無水エタノールを含ませた紙か布で拭き取るだけで簡単に水転写デカールだけ剥がせます。タンポ印刷は簡単には剥がれません、しかし剥がしたデカールは銀剥がしみたいに消えてなくなります。
ちなみにラッカー塗装での失敗も無水エタノールで、プラの表面にダメージを与える事なくきれいに拭き取ることが出来ます。ほとんど全ての塗膜を破壊するアルコールなのでした。(アルコールをABS素材に使用すると割れます。)
髪の毛はクリアオレンジで肌色はシャドウフレッシュで影色を入れています。シャドウの表現は難易度が高いですね…後で気付くとやり過ぎてたり。吹いてる時に物足りないくらいがちょうど良かったりします。
あまり主張しない感じのプライマリーメタリックレッドですが、肉眼で見るとかなり良い質感です、色付きのアルミニウムをクリアーでコーティングしていくイメージで、溶剤はメタリックマスターが非常に効果的です。
オプションフェイスパーツVol. 1表情セット2の呆れたような顔(照れ)にスティレットXF-3の叫び顔のデカールを貼った顔です。「どうしよー」って雰囲気になりました。
プラモデルというよりフィギュアの写真みたいな感覚があるような…
メタリック塗装は妙に楽しいです。
以上!ガンダムマーカーの部分塗装だったティアーシャをエアブラシで塗装し仕上げたら質感が上がって個人的に満足度が上がったので記事にしてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた…