今からおよそ10年前に発売された、Sony製の携帯ゲーム機をご存知でしょうか?
PS VITA(プレイステーション ヴィータ)という2011年12月に発売したPSP(プレイステーションポータブル)の後継ハードです。
現状ではSIE最後の携帯ゲーム機となっていてすでに2019年3月に生産終了した過去のハードです。
と、いうわけで現在となっては入手性は下がってきています。筆者は発売日に3G対応のモデルを購入して使用していましたが、初期ロットなので最初から有機ELの画面にシミのようなムラがありました、さらに画面下側が劣化して光に当てると赤く焼けたような気になる状態に。
その後液晶にモデルチェンジした2000番台のVITAを使っていましたが、だいぶ前からタッチパネルが効かなくなってしまい…ギリギリ起動時のロック画面を剥がす操作がなんとか可能な状態で…いつかVITAの買い替えが必要だなと思っていました。
そこで、中古のゲーム機を扱っているソフマップのリコレ!を見ていると良さそうなものを発見!購入してみました。
1000番台で後期型のサファイアブルーのモデル。2000番台のシルバーも良いなと思ったのですが2000番台はタッチパネルが壊れやすいみたいで不安材料が残るため1000番台をチョイスしました。
さて、8年前位に流通していた製品の中古…どんな物が届くでしょうか…
1〜3日で発送との表記でしたが、夜に注文して翌日に発送され2日で届きました!速い。
箱付きですが、箱は結構劣化してますね。中を開けると…
本体は後ほど、中は結構綺麗な状態。
このように付属品はしっかり揃っていました。
本体はこんな感じ(即保護フィルムを貼りました)。到着時は画面側に油脂の膜が結構残っていて拭き取りましたが画面端にちょっとだけ傷がありました。
アクリルパネルなので指紋を拭き取ると油分が伸びて脂が残りやすく、結構傷つきやすいので結構きれいに使っていたように見受けられます。
裏側。
筆者が使っていた最初のブラックより断然綺麗です。
ほとんど傷なしです。ケースに入れていた感じですかね。
充電は独自規格のマルチユース端子でこのケーブル自体もだんだんとレアものになりつつあります。
本体上部は結構劣化していて塗装がボロボロになっていました。レトロ感が出てますね。
全面保護フィルムを貼って使用されていたと推測、その形状で跡が残っています。おそらく剥がすときに粘着フィルムが劣化していて固着したものと思います。拭いても取れませんでした。
無事に起動できました。充電も問題なくバッテリーのヘタリも特には感じませんでした。キー操作やタッチパネルも良好で総合的にはとても良い状態だと思います。
初期ロットにあった有機ELのシミ等もなくなっていましたし、何より思っていたよりもメタリック感のあるブルーがとても気に入っています。
PS VITAはメモリーカードを抜き差しするとデータベースがおかしくなる現象があり、最初メモリーカード内のデータにアクセスできず、初期化も考えましたがセーフモードから何回かデータベース再構築を何度か実行したら普通に使用できるようになりました。
何気に初回ログイン用の機器設定パスワードも面倒ですね。
画面直撮り。
このように画素かけ等もなくきれいです!早速、このVITAで購入したペルソナ4 ザ・ゴールデン。筆者はP5Rから入りましたが、しっかり原点になっていますね。
これで、PS VITAのソフト資産を無駄にせず済みそうです。できれば後継機が発売されたら一番なんですが…
以上!壊れたVITAの買い替えを検討していたらあっという間に生産終了してしまったので中古のVITAを購入してみた…というお話でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた…