以前、NVMe接続のSSDをUSBメモリにしてみたというお話をしましたが、現状その速度を活かせるUSB3.1Gen2ポートがMacminiのみで他の機器で雑用的に使うとTBW的にも勿体ないのでは?と貧乏性の筆者は思ってしまいました。
というわけで…
USB3.1Gen1で構わないので速くて安くて小さくて大容量の外付けSSDを探していた時、すべてのニーズに合った物がちゃんとありました。その商品が、【ELECOM Portable SSD ESD-JEC0240G】という製品でした。
物凄いコストかけてないパッケージですね、雑誌の付録ような印象で裏側は真っ白です。肝心なのは製品なので潔いです。
中身は非常に軽くて、前回自作した高性能USBメモリーのNVMeSSDエンクロージャーより一回り大きい本体が入っていました。
分解したわけではないので推測になるのですが、M.2サイズのSSDが入っていると思われます、前途のエンクロージャーよりも大きくなっているのはケーブルが一体になっているからでしょうね。
しかしながら、このケーブルが細すぎてちぎれてしまうのでは?!という不安がつきまといます。とにかく細い、細すぎる!
全部伸ばすと細いケーブルの部分が7cmです。
本体が軽いのでぶら下げても負担は少なそうですが、すぐ断線しそうで怖いです。
カラーは公式ページでは、ブラックとホワイトとレッドの3種類があり、利用したショップではレッドは取り扱いなしでした。ホワイトはお取り寄せの状態だったためブラックを選びました。
外観はそんな感じなのですが、SSDと謳っているので早速速度を試してみましょう。
読込速度、書込速度メチャクチャ速いので良さそうですね。
製品ページには、リード410MB /s ライト400MB/sとありますので、読込速度は401MB/sと、書込速度は365MB/s出ていスペック通りです。どちらも3.1Gen1のスペックで充分な速度です。
総書込量、総読込量は、ともに表示されず非対応でした。
ケーブルの細さ故の頼りない感じが唯一の欠点ということになります。
以上、ELECOM Portable SSDのレビューでした。
定価だと高価な製品ですが、現在の実売価格ならおすすめできる商品だと思います。気軽に使えて速い高性能USBメモリー的なアイテム。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました!
ではまた…
(UPDATE 2020.2.5)
初回記事作成時点に計測した時、書込速度がSSDとは思えない低速でがっかりと書きましたが、現在の環境で再度計測したところスペック通りの速度が出ていました。お詫びして訂正します。