2022年11月ごろに購入していたモバイルバッテリー。
GaNPrimeというAnkerの新ブランドのモバイルバッテリー。PD(パワーデリバリー)3.1に対応していて本製品への充電および対応機器への給電も最大140Wで可能というトンデモ製品です。
この段階で、ずっしりとした重さがあります、Anker製品の箱っていつも白地に水色の汎用っぽい感じなのですが、こちらの製品の箱は専用のデザインになっていて本気度が伝わってきますね!重さと併せて高級感がすごい。
フタを開けると本体が鎮座していました。
中身はこんな感じで、本体と140W充電可能なUSB Type-C to Cケーブル、プラグ部分を除いたケーブルの長さは約55cm、本体とケーブルがすっぽりと入る携帯用ポーチと取扱説明書1式。本体の重量は実測632gでスペックシートの通りでした。
本体のスイッチを押すと起動してディスプレイが点灯、モバイルバッテリーとは思えないギミック。
すぐにバッテリー残量が表示されます。開封時は27%でした。
スイッチは大きめで、操作はこの1つのボタンで行います。
接続もシンプルにType-Cポートが2口とAポートが1つ、Cポートはどちらも最大140W対応でAポートは最大18W充電対応、3ポートの合計も最大で140Wみたいです。
Aポートはスイッチのダブルクリックで微電流での充電が可能、ゲームコントローラーやワイヤレスイヤホンなどの5V1A以下の充電機器を繋ぐと充電が不安定になって維持できず止まってしまう現象を回避できる機能です。
65W対応の充電アダプターから本体に充電、59.5Wで充電されていますね!
このようにディスプレイに状態が表示されて、どのポートに何W充電しているのかや満充電までの目安時間などが一目で分かるようになっています。筆者は140W対応の製品は持っていないのですが65Wでも十分なパフォーマンスが実感できます。
24000mAhのバッテリーが2時間かからずに満充電されていきます。
動作確認でM2iPadProに充電。30Wで充電されました。
こんなふうに満充電まで2時間42分みたいな目安時間が表示されるのすごいですよね!下手なUSBテスターより高機能な可能性。
ディスプレイ点灯時にスイッチを押すとバッテリー温度やバッテリーヘルス、充放電のサイクル数、入力したワット数や出力したワット数、何回画面を表示したかなどの記録も確認可能です。
iPadが92%と必要充分まで充電されるとトリクル充電に切り替わり、ここから満充電まで2時間27分かかるみたいな表示になってました。M2iPadProはPowerBank約40%分みたいなので2回ちょっと充電できそうです。
この日が2022年の11月の中旬で、自然放電チェックのため100%にフル充電しておき、およそ2ヶ月後の2023年1月17日にスイッチを入れてみたところ…
なんと、電源が入らなくなっていて放電しきってしまったのかとアダプターで本体を充電してみたところ、繋ぐと電源が入って…
28%くらい減った状態になっていました。自然放電しすぎだと思ったのですが、この後またフル充電して3週間ほど放置しておいたところ、電源を入れると普通に起動して100%を維持していました。ですが、その1週間後くらいにまた確認してみるとスイッチを押しても反応なしで、デバイスに接続しても動作せず。またアダプターから充電すると電源が復帰して68%にバッテリーが減っていました。
この現象をAnker HPの問い合わせフォームから正常動作なのか聞いてみたところ翌日に返信があり、「交換品で改善するか確認してください。」と交換品を手配していただけるとのことでしたので、必要事項をを返信しました。すると、翌日に手配状況のメールが来て、その次の日にAmazon経由で交換品が届くというビックリするほど迅速な対応でした。電源投入後何時間で起こる現象なのか不明なので再現するのが困難ですが、2つの個体で起こったらほぼ仕様なので、そうゆう製品として使用していこうと思います。
交換品とは別で不具合製品の返送用封筒なるものが届くみたいなので、そちらが到着したらここに追記しようと思います。
UP DATE 2023.3/3
交換品到着から3日後に普通郵便でレターパックが届きました。
このレターパックプラスに返送品を入れて送ります。ちなみにPowerBankはポストに入らない厚みがあるので、郵便局の窓口に出しました。後日追跡すると「お届け済み」になってましたが、それ以降サポートからは何もなかったです。
以上!非常用電源として購入してみたAnkerのフラグシップモデルSERIES 7のモバイルバッテリーを長期保管したら電源が入らなくなる不具合で、しょんぼりしていたところでメーカーの神対応で気を取り直したというお話でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた…