筆者が、時折急に組みたくなる不思議な魅力のプラモデル。等身大のガンダムをディフォルメして2頭身〜2.5頭身程度にデザインされたSDガンダムです。
そして、今回組むのはそんなSDガンダムのオリジナルシリーズになる外伝作品SDガンダムワールドヒーローズ THE LEGEND OF DRAGON KNIGHTで令和の騎士ガンダムもとい「ナイトストライクガンダム」です。
パッケージのイラストが非常にカッコいいナイトストライク。モチーフはガンダムSEEDのストライクガンダムですね。こういうタイプのキットはあまり買わないのですが商品ページのカッコいい画像と騎士ガンダムということで購入しました。普通に購入可能で税込770円という30msのヘアスタイルパーツ1点とほぼ変わらないお手頃価格なのも好印象でした。
Amazonで購入して届いてから驚いたのがパッケージの分厚さです、想像の2倍くらいありました。
中身。ランナーは6枚でグリーンのクリアランナーがほぼボディーパーツです。
色分けが絶望するレベルなので、ある程度カバーできる分のホイルシールが付属。
素組み完成。ここまでは40分かからないくらいでした。造形はかなりいい感じですが…腕パーツの肘が一体成形のため、腕の表情はつけられなくなっています。腕と脚のパーツ、足裏と手首の裏側、武装のシンセリティーソードの裏側が肉抜き構造になっています。
色分けは、やはり絶望レベルですねー。
少し塗装してみましょう。今回は全部塗る気力がないので、キットの白くする部分とシルバーのパーツをメタリック塗装してみます。
ちなみに白はガイアノーツのExホワイト、シルバーは同Exシルバーを使用しました。
塗装してシールを貼ったのがこちらになります。これだけでもかなり印象が変わりました。明るめのシルバーが合います。剣が未塗装で成形色のシルバーパーツのままなので顔のメタリック塗装部分と比較しても成形色は暗めの色合いでした。
今回ホイルシールを使用しましたが、しっかりマスキングして塗り分けしたら、さらに見栄えが良くなると思います!筆者は諦めましたが…。肩のゴールド部分のみスターブライトゴールドで塗り分けています。
背面。こちら側はほぼ素組み状態です、シールもないのでかなり精密な塗装が必須というハードモード仕様となっております。
以上!造形やコンセプトは非常に高いレベルの良キットだと思いますが、如何せん最近の塗り分け不要な色プラ感覚で制作すると、間違いなく肩透かしをくらってしまう内容となっています。
UPDATE 2022.6/9
モチベーションアップして追加で塗装をしていました。
モチベーションが復活した理由は、マスキング的に超高難易度である金色塗装部分の救世主ともいえる秘密兵器を入手したからです!
秘密兵器はコレ。ペベオの4アーティストマーカー2mmゴールドです。何を隠そうこのマーカーは、エナメル系の塗料で隠蔽力に優れていて金属感も高く万一はみだしてもエナメル溶剤で簡単きれいに拭き取ることが可能です。
ペン先は旧式のガンダムマーカーと同じ丸型の芯で、細い隙間は苦手な印象ですが、ムラになりづらく非常に塗りやすいマーカーです。乾燥に少し時間がかかるのが欠点です。
諦めかけていた金塗装が簡単になったことで完成度が上がりました!
1番効果的だったのが背面。マントや兜などの金色部分が騎士感を醸し出してますね。
今回さらに。
背面のグリーンをガイアノーツの蛍光ブルーグリーンで塗ってみました。UVライトを当ててみると…
発光しました!
実は、グリーンのクリアパーツは普通に蛍光で…
こんな感じに発光しました。必殺技を使用する直前のような雰囲気ですね。エナメル系マーカーで、お手軽に完成度が上がるので非常に楽しかったです。ガンダムマーカーでは御法度のラッカー塗装の上に重ね塗りが出来るエナメルマーカー、おすすめです。
もう少し価格を上げたRG路線の「同サイズで緻密なSDガンダム」があってもいいと個人的に思っています。いつか実現するかな?
最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた…