8月発売予定から延期されていた「アルシア」がやってきました。
早速、組み立ててみたいと思います。
このキットは既存のシリーズとは違い「島田フミカネ ART WORKS Ⅱ」という画集の表紙を飾ったキャラクターの立体化という特殊なものとなっています。
雰囲気としては、フレームアームズガールに近しい印象です。
中身はこんな感じで、いつものギッシリ詰まったものと比較して余裕のある物量になっています。
ランナー数は16枚+塗装済みパーツでの構成。装甲などはなく純粋に素体と武装のみでこのランナー数は多いような気もしますね。
水転写デカール。印刷なしの顔パーツが無いため、このデカールを使用する場合はタンポ印刷を剥がす必要があります。
表情パーツは3種類。右の笑顔、30MSで欲しいやつです。現状の30MSのフェイスパーツは口が閉じたものと叫んでる感じのタイプは多いのですが、なぜだか普通にワの字の口のフェイスパーツが無いんですよね…意外と年末発売予定のリリネルでの初採用という。
完成!FA:Gでいう素体部分のみなので4時間半程で組み上がりました。簡単に制作できてこのクオリティーはさすがですね!
靴の造形から気合が伝わってきます。
ソール裏もしっかりモールドがあります。
極力、合わせ目やゲート跡がパーツ構成で目立たないようになるよう各所工夫されています。
なにこれ、かわいい。
30MSリシェッタと並べるとこんな感じ。ネコミミと猫しっぽの新しいシスター(笑)リシェッタが持っているのは、筆者が買わなかったiPhone14Proをプラ板で自作したミニチュアです。14は、さすがに変化が少ないのでスルーしました。
価格差が2倍くらいあるのでディテールの差がかなりありますが低価格ながら、このクオリティーの30MSの人気が高いのも頷けます。
装備類。ライフル(短ストックと長ストックで差替え式)と剣と鞘。首パーツとマスクに帽子。単色なので塗装する必要があります。
腕部のみ通常服状態とメカ腕状態の2種類で差替えできる仕様になっています。
マスクパーツを装備するとこんな感じになります。マスクパーツはフェイスパーツのスリットで位置合わせできる仕様ですが、無改造でFA:Gに装着可能でした。
コロナ禍で見飽きたマスク顔ですが(笑)
製品発表時の画像から気になっていた股関節部分の自然な感じ、キットでもキチンと再現されていました。脚を上げても接続部が見えにくい構造になっています。
ガシャポンの1/12サイズデュアルショック4がサイズ感ぴったりでした。
平和な世界線のアルシア。有機EL版Switchのミニチュアもプラ板で制作してみました。こうゆうの持たせると楽しそうで和みます。
以上!コトブキヤ版30MSみたいなキット「アルシア」でした。
結構簡単に組めて素組みでもこのクオリティーなので美少女プラモデルの入門にもおすすめできる良キットだと思いました。5720円(10%税込)と比較的手を出しやすい価格も魅力ですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた…