突如発表されて詳細がずっと気になっていたガンプラの新シリーズ「MGSD」。
SDガンダムでありながら4,290円という価格と対象年齢15歳以上のボリュームで新登場しました。
過去にナイトストライクの記事で書いていた高価格帯で同等サイズで緻密なSDガンダムがあってもいいと言っていたのが叶ったようです。
パッケージがコレですが、異常なカッコ良さがあります。スパロボやGジェネでお馴染みのちょっと頭身高めのSDガンダムです。
SDながらマスターグレードの名称から妥協のないパーツ構成になっていて、パッケージの厚みは約13cmの大ボリュームですが余剰パーツは一切出ません。
ランナー数はなんと16枚あります。最後に作ったMGがガンダムエクシアかダブルオークアンタだった気がするので、めちゃくちゃ久しぶりです。(10年以上前とは…)
成形色で金属感を追求したというリアルメタリックグロスインジェクション。
さすがにメタリック系塗料には及ばないですが、成形色とは思えないキラキラしたメタル感があります!
いろんな角度からの光を反射するリフレクションカットというガンプラの新技術を採用したクリアパーツ。
細かい凹凸が精巧に入っています。これ考えた人も実現した人もすごいですね!
ビームサーベルのランナーはSB-13というHGガンプラでお馴染みのやつでした。MGとはいえSDガンダムのビームサーベルがHGの長さというのにビックリでした。
ホイルシールはなくて、MGでお馴染みのマーキングシールが封入されています。
取扱説明書。20ページあります、真ん中のページにギミックの説明がカラーで載っています。
頭部ツインアイの隈取パーツ。こんなところにまでモールドが入っているとは…
クリアイエローのパーツを眼鏡レンズのように嵌め込む構成。
物凄い精密な頭部。ちなみに頭部パーツだけでパーツ点数が19ありました。
ショルダーアーマーはスラスターを動かすと上部が連動して開閉するギミックがあります。
腕部。手首は親指と人差し指が独立して可動。残りの3本指は一体になって可動します、こんな部分もMG基準になっていました。
関節に引出し機構があってここまで曲がります。
サイドアーマーのクスィフィアスレール砲の展開時にも連動するギミックがあります。
成形色のパーツ構成のみで、この再現度のシールド。
裏側もしっかりあるというこだわり。
完成!素組みですが完成まで6〜8時間くらいかかったと思います。今回このキットを組むためにゴッドハンドのアルティメットニッパーを購入したのですべてのパーツを2度切りしたのも時間がかかったひとつの要因です。
ボリューム感がすごいです。ちなみにこの状態だと後ろが重いので自立は少し難しい印象。
背面。バックパックの質量がすごいです。
SDEXエアリアルと並べるとこんな感じ。頭部のサイズはほぼ同じですがボディーが一回り大きく手足が長くなっています。
BB戦士νガンダムと並べるとボディーのサイズはほぼ同じで頭部が小さく手足が長くなった印象。
質量なんと104gありました。詰まっているなって感じの重さです。
参考までにBB戦士の重量が約50gで、
SDEXはBB戦士の約半分の26gでした。
武装類はルプスビームライフル、ラケルタビームサーベル×2、対ビームシールドが付属。いづれも従来のSDの武装の造形とは一線を画す精巧な造形になっています。
可動域が広く、鍵穴構造の取り付け関節によってパーツの脱落もしにくくなっていていろんなポージングが楽しめます。
ビームサーベルを連結したアンビデクストラスハルバード形態も再現可能です。
サーベルとライフルは手首パーツに差し込む構造なのでしっかりと保持してくれます。
アクションベースがあったらもっと楽しめると思います。
公式でもやってましたが、膝立ち余裕です。
フルバースト!
ハイマットモード。翼を広げるとシルエットが変わってよりカッコ良くなりますね!
この状態だと、背面の荷重が分散して自立できるようになります。筆者はこのハイマットモードのまま飾っておこうと思います。
以上!ガンプラの新シリーズMGSD第1弾のフリーダムガンダムでした。想像以上にハイクオリティーなSDガンダムで新たなスタンダードになったらいいなと思います。組み立てのボリューム、完成時の充足感、完成品の造形の良さと遊びやすさ全てがパーフェクトでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた…