発売前から、ネット通販では売り切れ状態の異常なプラモシリーズ。30msの第2弾であるティアーシャをようやく入手できました。
パッケージはこんな感じ。定価は2,530円(税込10%)の割に薄型な印象です。
パッケージイラストがデザインと相まってすごく良いです。このまま取り込んでPCの壁紙にしても映えますね!(筆者はこのパケ絵が購入のきっかけでした。)
中身のランナーはこんな感じ。ランナー数は9枚で内3枚はタンポ印刷されたフェイスパーツのみのランナーです。
フェイスパーツ。これの印刷工程の都合で生産数が少ないのかもしれませんが、他のオプションパーツ系も品薄状態なので単純に目標生産数が足りていない可能性ありますね。
フェイスパーツの印刷は良好です。パーツは半光沢に近い状態なのでトップコートでつや消しにすると印象が変わります。筆者はガンダムマーカーのクリアーつや消しをペンで直接塗りました、水性塗料なので乾燥するまで約1日程度必要ですが下地を傷めずに小さいパーツや部分的なピンポイントで質感を手軽に変えられるのでおすすめです。
ランナー数は少なめですが、1枚のランナーの密度が高いのか多少どっしりとした印象です。
30 MINUTESのシリーズを初めて組みましたが、面白いと思ったのがAからDまでのランナーにそれぞれ1から4の番号が振られています。
この様に各ステップのセクターごとにランナーの同じ数字をパキッと折って手元に集めておくことで必要なパーツのみにアクセスできるという仕組みになっています。非常に効率的なやつです。
例として、ステップ3の脚を組むときはランナーのこれだけあれば完了します。
完成。30分で作れるお手軽キットのはずが手軽さゆえにこだわってしまい2時間ちょっとかかりました。
少し塗装してますが、素組みでも色分けは完璧です。というよりデザインの時点で色数を絞ってあると思われます。
武装。
ランナー成形色の単品パーツです、ランナーから切り離すだけで完成!というおまけ感がすごいです。
可動域は広めですが、全ての素材がPS樹脂素材なので耐久性は低そうです。最近のプラモデルでは可動部分はABS樹脂などの耐久性の高いものが使われることが多いです。
背面。
背中と腰にベースやオプションパーツを接続できるマウントがあります。
サイズは小さめで第1弾のリシェッタより小さい様です。同じバンダイのガンプラ?のHGBD モビルドールサラと比較。造形のクオリティーはかなり良くなっている印象。
FAGのドゥルガーⅠと並べるとこんな感じでスケール感がかなり違いますね。
本体が手に入ったので、オプションパーツも購入してみました。
ネット通販で購入すると1BOX4個入りがバラ売りで、尚且つ4種類から1つがランダムで届くという所謂ガチャ的なものになっていましたので1つ購入。
届いたのはこちら
30MS HAIR STYLE PARTS Vol.1 ショートヘアー1 レッド1
パッケージのリシェッタがなんか可愛いやつでした。
良さげなのが来たので良かったのですが、ティアーシャの髪型と大きな違いは無さそうな雰囲気です。説明書は箱の内側に印刷されているというまさかの食玩タイプでした。
内容物はこんな感じのPS樹脂のランナー2枚で660円(税込10%)という最高級品になっております。このガチャでダブりが出たら残念な気分になるのでもう買うことはないと思います。
ランナー2枚というか1枚を分割したみたいですね。
後ろのボリューム感がすごいです。組み立ては簡単で説明書不要でした。
ティアーシャに装着するとこんな感じ。かなり雰囲気が変わりました。
頭のリボンパーツ(猫耳?)部分はピンポイントでガンダムマーカーメッキシルバーを入れてみました。胸のエンブレムと腰の一部はガンダムマーカーロイヤルメタレッドを使用。ペンで直接塗ってもキャンディー塗装みたいになってすごく良いですね。
装備しているエアブラシみたいな水鉄砲はFAG用のKOTOBUKIYA SP007 ウェポンユニット21EX ウォーターアームズ という製品です。
持ち手が大きくて装備できなかったため、持ち手部分をランナーを切り出したものに変更、持てるようになりました。
入手性が極めて低く、定価の価格ですらも割高感があるので、4,000円〜5,000円で販売しているところから購入すると間違いなくガッカリしてしまうと思います。
制作から完成まで簡単にできてパーツの付け替えなどで色々出来るプレイバリューの高い製品ではあるので上手く嵌ると超絶楽しいシリーズだと思います。もっとガッツリ用意して品切れしない態勢を整えて欲しいシリーズだと感じました。
以上!ネットでは入手困難なキット30msティアーシャがようやく購入できたのでレビューしてみました。間違いなく定価超えの品はおすすめしません。
最後まで読んで頂きありがとうございました。それではまた…